卵子も体の一部になります。お肌や内臓などと同じように、加齢が進むにつれて若い時の生き生きとした状態ではなくなって、ダメージを受けやすくなってしまいます。
むしろ卵子はお肌や他の体に部分よりもずっと老化が早く、寿命が短い細胞といえるでしょう。
単に数が減っていくだけではなくひとつひとつの質が劣化してしまうのです。
この質こそが実は重要になります。
AMH検査を受けて、その結果卵子の数が少ないことが判明してもその中に質のいい卵子が残っていれば子供も持てる可能性はあります。
卵子の質を左右する、最も重要な因子は年齢になります。卵子の残りが極めて少ない場合でも20代の年齢が若い女性なら卵子の質もいい場合が多いので、妊娠できる可能性があって逆に卵子がたくさんあることがわかっても、年齢が40歳以上である場合は妊娠しにくいのです。
卵巣の中の卵子は眠った状態にあるとはいえ、胎内で保管されている間にさまざまなダメージを受けています。人間の体内では、呼吸をして生きているだけでも細胞の酸化やサビといったいわゆる酸化ストレスが発生して卵子はダメージを受けてしまいます。
当然、年齢が高くなればなるほど受けるダメージは増えて卵子につく傷はどんどん蓄積されていき傷だらけの卵子に・・・、そうした卵子はたとえ排卵したとしても正常に成長していくことが難しく、妊娠できたとしても残念ながら流産してしまうケースが多くなります。